2012年5月29日火曜日

プロジェクトの趣意書 および 概要説明書


趣意文およびプロジェクト概要

「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません!」     #CIVILACTIONJAPAN(シビルアクションジャパン)

趣意文





昨今、あるテレビタレントの母親が生活保護を不正に受給していたのではないか?というニュースがメディアを賑わせています。彼は、複数の国会議員やメディアによる個人攻撃ともとれる追及の結果、謝罪会見を開くに至りました。

このような一連の流れに、違和感を抱かれた方々も多かったのではないでしょうか?

わたしたちは「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません。」という事を主張します。わたしたちは、この国の主権者として、その時々に問題となる制度不備を「個人批判」によって改正していくやり方には賛成できません。ましてや、国会議員が議場の中から、普通に生活を営み職業を営んでいる一市民を糾弾するというようなやり方は、有権者として看過することができません。

確かに、生活保護制度をはじめとする社会福祉の制度には不備があるでしょう。しかし、その制度上の不備や運用上の不備は、あくまでも、一般市民の目線に立ち、民生委員やケースワーカーの現場の意見を聞きつつ、行政の仕組みや制度自体を見なおしていくという、冷静な論調でなされるべきではないでしょうか?

この一連の騒動から、わたしたちはこのような疑問を抱くようになりました。

「誰かの不幸を指さし・誰かを不幸にすることで初めて自分の幸せを感じさせるようなやり方がまかり通るような社会でいいのだろうか?」そして「このようなやり方で、本当に必要な議論ができるのだろうか?」そして「このような議論の進み方が、本当の民主主義なのだろうか?」と。

そして、わたしたちの答えは、明確に、「NO」です。


今回、以上のような趣旨に賛同して下さる方から募金を集め、緊急意見広告を大手新聞紙に掲載するプロジェクトを有志で立ち上げました。このプロジェクトは『制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません』という内容の新聞意見広告を国内大手新聞に一面広告として掲載させる事を目指します。みなさまのご協力を募ると共に、この国に、「真っ当な民主主義」を取り戻して行きましょう!




#CIVILACTIONJAPAN 有志一同




プロジェクト概要


●プロジェクト名称

『制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません !』緊急意見広告プロジェクト

●プロジェクト概要

『制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません !』という内容の新聞意見広告を国内大手新聞に一面広告として掲載する。費用は募金によって捻出。

●目標金額 5000万円
* 全国紙の一面広告にかかる費用(予算は逐一ホームページで公表)
* 目標金額は読売新聞の広告ガイド(http://adv.yomiuri.co.jp/yomiuri/rate/rates.php)を参照し、全国朝刊一面広告のシミュレーションから算出。目標金額に変更があった場合、HP上で告知。

●プロジェクトの期日
*広告掲載の時期、予定原稿及び予定紙はHPにて発表。

●募金先
*銀行からの振込
  ゆうちょ銀行 〇一八支店(読み:ぜろいちはち)(店番:018) 普通口座 3547529
  名義: シビル アクション ジャパン

*郵便貯金からの振込
  記号:10120 番号:35475291
  名義:シビル アクション ジャパン

募金総額は日次でホームページで発表。


●注意事項
募集総額が媒体出稿費用を上回った場合(お釣りが発生した場合)や、万が一募集総額が少なすぎ媒体出稿出来なかった場合(全部余った場合)は、残余の金額を全て、社会福祉協議会に寄付することを、予めご了承ください。

なぜ、社会福祉協議会なのか?

  社会福祉協議会は、「社会福祉法」に基づき、設置されている、民間の社会福祉活動を推 

  進することを目的とした営利を目的としない民間組織です(民間組織でありながら、法律
  によってその活動等が規定されているのが特徴です)。社会福祉協議会は、各地域の民生
  委員の支援等を通じて、地域に根付いた福祉活動を支えており、生活保護制度の補完的役
  割を担っています。このため、今回のプロジェクトの残余金の寄付先として相応しいと考
  えています。



募金の利用目的について

今回の募金は、「読売新聞 全国版 朝刊 に、15段で意見広告を出せるだけの費用を積み上げる」ことを目的にしています。 従いまして、今回寄せられました募金につきましては、広告出稿に関わる費用以外には一切利用いたしません。

余剰金・残余金のとりあつかいについて

募金総額から広告出稿費用を差し引いた結果、余剰金が発生する可能性があります。余剰金や残余金につきましては、下記のフローチャートの通り処理し、全額、社会福祉協議会に寄付いたします。 募金に応じて頂く際は、なにぶん、この点を予めご了承ください。

※募金資金に関するフロー


12 件のコメント:

  1. 個人的には、のいほいあいこんと発端となったつぶやきがどーんと出てきて「この広告は一つのつぶやきから始まり〜趣意文」の流れも見てみたいです。一個人のつぶやきから広がり新聞広告までいたったケースてレアだと思うので宣伝という意味ではアリなのかなと。(ただ宣伝目的と本趣旨が必ずしもイコールではないと思うのであくまでの私の意見としてコメントしました)
    どの程度の人数が集まるか解りませんが、意見収集、金銭管理などフィニッシュまで1人の人間が管理するのは相当のご負担かと思います。お身体と相談しながらあまり無理されないことを切に願います。よろしくお願いいたします。

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  2. 趣旨に賛同し些少の金額を入金させていただきました。
    失礼ながら本ページを丸ごとコピーし私のブログに掲載させていただきました。(こちらへのWEBへのリンクは貼っています。)
    私のブログにはやたらコメントが付くのですが何故かこちらにはあまりありませんね。不思議なことです。

    貧困は何かの罰では無い、と私個人は考えています。
    3.11から1年経ち傍観者であることをなるべく避け、「しょうがない」という諦めを止め、出きるアクションを起こしたいと決意し、プロジェクトに賛同いたします(末席を汚しますが)。
    noiehoieさんにも多くの意見が来ているかと思います。それらのFAQをUPすることを提案いたします。

    上の方と同じになりますが、お身体と相談しながらあまり無理されないことを切に願います。よろしくお願いいたします。

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  3. 2つほど気になることが。老婆心ですが。。。
    1.新聞紙面1面となるとかなりのスペースです。
     当初の主旨とは違う余計な文言が入らないか心配です。
     ここで言う「当初の主旨」とは、当サイトで説明されている募金主旨であり、@noiehoieさんの個人的信条・思想・この運動を立ち上げた経緯とは関係ありません。賛同し募金した方はそこにこそ募金したはずですから。
     また、スペース埋めのために踏み込みすぎることで片山氏や河本氏、よしもとを相手取った訴訟リスクを負うことも懸念されます。
     出来ましたら早い段階で、新聞に出す全面広告の全文をアップすれば、募金参加者も参加予定者もより安心できると思います。叩き台案をアップして意見を募るのもアリでしょう。

    2.募金期限はいつまででしょうか?
     時事ネタとして話題が冷めないうちに広告掲載までが実行されたほうがよいように思います。
     これも出来るだけ早く決めたほうが安心です。

    で、こちらはさらに瑣末ですが
    3.普通預金口座には上限額があります。
     ゆうちょ銀行の普通口座は上限額が1000万円までと決まっています。募金額が1000万円を仮に超えたとして・・・どうしましょう。これを回避するために事前の説明なく口座からお金を入れたり出したりするのは無用の疑いを招きはしないでしょうか? その場合どういう処理をするのか、郵便局に相談して前もって明記しておいたほうがいいと思います。

     この活動が成功することを心より願っております。

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  4. ↑「2つ」といいながら3つ書いてました すみません^^;

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  5. 『片山先生、貴方は間違っています』http://www.j-cast.com/2012/05/29133739.html?p=2 という文言を新聞上に意見広告することは不可能です。それ自体が個人攻撃になるので、新聞社が掲載拒否するからです。

    できないことを目的として金を集めるのは詐欺です。その意味で、千万円を搾取した河本と同じ穴のムジナです。StudyGift と同じく、ネットで金を集める詐欺ですね。

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  6. 河本は糾弾されるべくして糾弾されただけ
    糾弾したのがたまたま国会議員やマスコミだっただけ

    http://uploda.cc/img/img1300.jpg
    この人の家族が生活ほどを受けその影で
    http://uploda.cc/img/img1301.jpg
    http://uploda.cc/img/img1302.jpg
    こういった不幸が起きている事を考えてみてください。

    不正受給を糾弾することを悪とするなら正義は一体何処にあるのでしょう?

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  7. 同じレベルでの争いになりますが…片山さつき女史がかつて結婚した当時の枡添氏の実姉は生活保護受給者だったのでは?三親等http://www.world-kenpo.com/procedure/todoke_shinsei/3shintozu.htmlというとさつき女史は扶養義務が生じたはずなのですが…彼女は国政調査権の意味を取り違えてねぇ?とりあえず少額を寄進いたしますが。いじめを願って一票を付託したんじゃねぇでしょ。どうも参院無用論にむけて自民党が送り込んだ自爆装置のような気も。彼女と良識の府は論理矛盾だからね!

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  8. 受給したのは離婚後です。
    離婚した前の夫の姉が三親等?アホ?

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  9. こんな悪質な奴らを個人情報保護法で保護いいのか?
    税金使う時点で個人情報は無視だろう
    嫌なら生活保護使うなよ働けよ
    こいつらのせいで国民№制法案や
    増税、生保の見直し、どれだけ影響あると思っているの?
    生保打ち切りになって死ぬ人いるけど
    個人情報で死ぬのかよ(犯罪に使われたら警察に相談すればいい)
    悪質な奴はバンバン公表した方がいいよ

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  10. >>このような一連の流れに、違和感を抱かれた方々も多かったのではないでしょうか?

    そうですか?
    年収が平均的日本人のそれより多くもらっている有名人の身内が生活保護を受けていた事実についての方がよっぽど違和感を感じた方々が多いと思いますが。

    有名人である以上、良い事についても悪いことについても週刊誌を始めとしたマスコミで取り上げられるのは当人たちも承知の上でしょう。
    そして残念な事に「TVに出演して報酬を得る」タレント、という職業の方を一般人と呼ぶにはやや影響力が大きすぎるのは気のせいですか?
    ましてや一般人が声を大にして彼を糾弾した所でその声はどこにも届くことなく
    社会の闇に埋もれてしまう、それがマスコミに支配された今の日本の姿です。
    ペンは剣よりも強いのです。

    制度を改正するために個人を攻撃、とおっしゃいますが今のR18規制やら何やらの制度(その是非はともかく)が作られたきっかけを作ったのは連続幼女誘拐事件の宮崎勤でしょう。
    彼は当時四六時中TVで取り上げられ、日本中の好奇の目にさらされました。
    若い世代はどうだかわかりませんが今の30代以上の日本人なら彼の名前を知らない者はいないほどでしょう。

    当然、生活保護不正受給の問題は件の芸人1人を対象とした問題ではありませんが、犯罪の悪質度の高低はともかくとしても連日のワイドショーでの一般市民の実名を挙げての取り上げ方を見ていると「個人攻撃反対」の意見が「片山女史個人」へのご批判を含むものだとしたらとても矛先が違うような、虚しささえ感じます。

    「制度を改正するために個人を攻撃する必要はありません!」との志はご立派ではありますが、どこか

    片山女史個人をこき下ろすための口実

    に見えなくもなく滑稽ですらあります。

    以上、あなた方のおっしゃる「有権者」の1人の意見です。

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  11. 皆さん頑張ってください。

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  12. よくテレビに出ている人は当然社会的影響力がある。 
    その人が問題を起こせばそのテレビによって批判されるのは当然で、これは多くの国で同様のはず。
    普段はメディアに出まくって仕事をして、都合の悪い時だけ匿名というのは公正とは思えない。犯罪を擁護してでも個人の権利を守るという考えは、被害者より加害者の権利が大きいとする考えで到底納得できない。

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